制約つきの効用最大化効用関数を予算制約のもとで最大化する。
一定の予算の中で、どの財をどれだけ買えば一番幸せかを考えるということ。x:財、p:価格、m:所得 とすると、
u(x_1,x_2) を p_1*x_1+p_2*x_2=m のもとで最大化
この定式化は現実をよくとらえているように思える。
一方で現実にてらして、自分で効用の形を確かに把握しているか、全ての財を一度に考慮することができるとしていいのか、最適点を選んでいるのかという批判がある。(限定合理性)
解法としては、ラグランジュ乗数法を使えばいい。
需要関数上の最大化問題を解くと
x_1=f_1(p_1,p_2,m)
x_2=f_2(p_1,p_2,m)
という形になる。(関数f_1,f_2の形は元の効用関数uの形に依存している。)
この需要関数により、価格pのxに与える影響、所得mのxに与える影響が調べられる。→下級/上級、必需/奢侈、ギッフェンの分類。
所得効果、代替効果
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