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貨幣の需要
貨幣の需要は何の関数になっているか?
①取引量
②利子率
③総資産

①取引量
取引(フロー)が大きいほど決済手段としての貨幣(ストック)の需要は高まると考えられる。
取引量とGDPは一致はしないがほぼ同じ動きをするから、GDPの関数と考える。
月に仕送り15万円の大学生と、月商10億円の企業の貨幣需要の比較

②利子率
利子率があがれば債券需要が増え、その結果貨幣需要は減る。
利子率がさがれば債券需要が減り、その結果貨幣需要は増える。

③総資産
株価・地価が上昇して総資産が増えると、その増分は貨幣需要に回ると考えられる。(資産効果)

以上から、L:貨幣需要 Y:GDP i:利子率 W:総資産 とすると

L=L(Y,i,W)

とかけ、LはY,Wの増加関数、iの減少関数。これにより貨幣需要が決まると考える。



貨幣の供給
貨幣の供給=マネーサプライ

マネーサプライの9割は銀行預金。
銀行預金をマクロのレベルで変化させるのは金融機関による貸出。

民間金融機関の貸出量は「日本銀行当座預金」の量によって制限される。
日本銀行は「日本銀行当座預金」の総量を

①日本銀行貸出(公定歩合での貸出)
②買いオペ・売りオペ
③法定準備率の変更
  (準備率:その銀行のもつ預金の一定割合を日銀当座預金としてあずけなければならない。その割合。)
 
によってコントロールする。(マネーサプライを(間接的に)コントロールするため)



M:マネーサプライ H:ハイパワードマネー C:現金通貨 D:預金 R:銀行の準備 r:準備率

定義を書き直せば
M=C+D
H=C+R
R=rD
となる。これより比

M/H=((C/D)+1)/((C/D)+r))

となり、これを貨幣乗数という。




短期的には金融市場の混乱がないように、日本銀行がマネーサプライをみてハイパワードマネーを決める。
長期的には、ハイパワードマネーをコントロールしてマネーサプライを決める。
と見ることができる。
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